NITAN cover image

Kagoshima→Tokyo, Japan

PROFILE

‥音楽のジャンルで彼をくくるのは野暮であろう。TechnoやHouseに軸足を置きながらも、音のジャンルや場所に囚われず、現場と対話しながら音を決めていくDJ NITAN。地下に潜る系のストイックな音箱・ゆったりとした時間流れるラウンジ・子供の笑い声聞こえるカフェ‥全ての場所に、相応しい音を運ぶ腕は超一級。彼の手で結ばれた音たちは奥行きある音楽空間を作り上げ、現場との交わりの中で有機的に形を変える。このしなやかなプレイスタイルは、国内外の多様なDJ・アーティスト・バンドと現場での交わりを重ね、積み上げた豊穣な音楽経験から作り上げられたものだろう。しかしながら音楽に向かい合う姿勢はいつまでも、不器用な程まっすぐで無骨だ。レコードに針を落とす手は変わらず愛に満ち、その進化は留まるところを知らない。

また、音楽との対話を通じて磨かれた感覚を活かし、フライヤー等のデザイナーとしても活動。音楽に関するアートワークを中心に用い、解体と再構成‥サンプリングを用いて作品を作る手法がいかにもDJらしい。現場の気配がにじむ作風でファンも多く、今後の作品も期待される。

text by iemei (a party people)

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